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早朝坐禅: 凛とした生活のすすめ (祥伝社新書 76) 新書 – 2007/7/1
山折 哲雄
(著)
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購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ211ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2007/7/1
- ISBN-104396110766
- ISBN-13978-4396110765
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登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2007/7/1)
- 発売日 : 2007/7/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 211ページ
- ISBN-10 : 4396110766
- ISBN-13 : 978-4396110765
- Amazon 売れ筋ランキング: - 221,824位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほとんど新品と同じくらいで、値段の割にはとても良く、満足でした。
2008年7月9日に日本でレビュー済み
私は、早朝坐禅の効用について書かれていると考えて購入したので、あてがはずれた。というわけで、
私には★一つ。筆者曰く、「私自身、さほど本格的に坐禅の修行をしたことがあるわけではない。」「一度
だけ、永平寺で坐禅の手ほどきを受けたことがある。」(以上、本書46頁)とのことだ。
この筆者のファンで、筆者が語る「なぜ、日本人は病んでしまったのか」(序章の副題)、「散歩の効用」
(第二章のタイトル)などを楽しく読める方にはお勧めなのだろう。
私には★一つ。筆者曰く、「私自身、さほど本格的に坐禅の修行をしたことがあるわけではない。」「一度
だけ、永平寺で坐禅の手ほどきを受けたことがある。」(以上、本書46頁)とのことだ。
この筆者のファンで、筆者が語る「なぜ、日本人は病んでしまったのか」(序章の副題)、「散歩の効用」
(第二章のタイトル)などを楽しく読める方にはお勧めなのだろう。
2018年1月13日に日本でレビュー済み
山折哲雄氏が、気骨のなくなった日本社会を憂いて、
早朝坐禅を提言した書です。
ここまで真面目に世を憂いている知識人は
珍しいのではないでしょうか。
多くは韜晦を決め込み、それこそ気骨が
なくなっているように見えるのですが。
◯
ただ、坐禅をすると どういう変化が起きるのか、
それは何故なのかについて、何十年もの
早朝坐禅を積み重ねられた経験者の見地から
もっと詳しく書いて戴きたかったと思います。
早朝坐禅を提言した書です。
ここまで真面目に世を憂いている知識人は
珍しいのではないでしょうか。
多くは韜晦を決め込み、それこそ気骨が
なくなっているように見えるのですが。
◯
ただ、坐禅をすると どういう変化が起きるのか、
それは何故なのかについて、何十年もの
早朝坐禅を積み重ねられた経験者の見地から
もっと詳しく書いて戴きたかったと思います。
2014年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
座禅に関心が高まったので、もっと勉強しようと思いました。
評価は普通です。
評価は普通です。
2021年5月30日に日本でレビュー済み
仏教学者、山折哲雄さんによる座禅入門書。
座禅の簡単なやり方を始めとして、食事の仕方や呼吸法なども書かれていて、
最近流行りの「マインドフルネス」を先取りした内容になっています。
個人的には、タイトルにもなっている「座禅」の部分が一番よかったです。
解説は実感がこもっていて、やり方も簡単に紹介してあるので、すごく実践的でした。
「印契」という手の組み方は、類書では、あまり言及のない内容ですが、
足の組み方や座り方よりも、こちらの方が大事な感じがします。
両の手で輪をつくり、じっと目を閉じていると、だんだんと手の感覚がなくなり、
手元には、巴が輪を描いて廻っているような気がしてくる。
手はなくなって、小さなブラックホールが渦巻いているように感じられる。
もちろん意識して手を動かすと、それは錯覚だと気づくのですが、
そんな風に脱力した瞬間、何とも言えないリラックスした気持ちになれるのです。
ちなみに、唐招提寺の鑑真さんも、この組み方をされているのに気づきました。
エッセイ風の内容なので、余談が多いですが、その分、興味は広がりますし、
何よりも実践しやすいことが生活の多岐にわたって書かれています。
明日からと言わず、今日の今からでも取り組める内容ですので、
まずは、座禅から始めてみませんか、と提案したいと思います。
座禅の簡単なやり方を始めとして、食事の仕方や呼吸法なども書かれていて、
最近流行りの「マインドフルネス」を先取りした内容になっています。
個人的には、タイトルにもなっている「座禅」の部分が一番よかったです。
解説は実感がこもっていて、やり方も簡単に紹介してあるので、すごく実践的でした。
「印契」という手の組み方は、類書では、あまり言及のない内容ですが、
足の組み方や座り方よりも、こちらの方が大事な感じがします。
両の手で輪をつくり、じっと目を閉じていると、だんだんと手の感覚がなくなり、
手元には、巴が輪を描いて廻っているような気がしてくる。
手はなくなって、小さなブラックホールが渦巻いているように感じられる。
もちろん意識して手を動かすと、それは錯覚だと気づくのですが、
そんな風に脱力した瞬間、何とも言えないリラックスした気持ちになれるのです。
ちなみに、唐招提寺の鑑真さんも、この組み方をされているのに気づきました。
エッセイ風の内容なので、余談が多いですが、その分、興味は広がりますし、
何よりも実践しやすいことが生活の多岐にわたって書かれています。
明日からと言わず、今日の今からでも取り組める内容ですので、
まずは、座禅から始めてみませんか、と提案したいと思います。
2009年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
坐禅をするのには、何か特別な構えのようなが必要なように感じていましたが、
コレを読んでみて、けっこう手軽にできるものなんだ、、、と思いました。
新書で、わりと読みやすかったです。
この作者の方のように、午前3時くらいに自然と目が醒めるというのは無理だったけれど、
たまに、朝起きてから数分間、お布団の上で坐禅を組んでみるようになりました。
頭の中に湧いてくる雑念をそのまま流れに任せて感じ、そのまま受け入れる。
嫌な事でもいい事でも。想像のなかで、いろいろなことが出来るでしょう。
自分を見つめる良い機会になりました。
その前に飲み物を用意してからゆっくり坐ってもいいし、日常生活に取り入れ易いような形で書いてあります。
「身体作法」、「お散歩の禅」というのも気軽に取り入れ易そうです。
「自殺」や、「うつ」についてのコラムも参考になります。
コレを読んでみて、けっこう手軽にできるものなんだ、、、と思いました。
新書で、わりと読みやすかったです。
この作者の方のように、午前3時くらいに自然と目が醒めるというのは無理だったけれど、
たまに、朝起きてから数分間、お布団の上で坐禅を組んでみるようになりました。
頭の中に湧いてくる雑念をそのまま流れに任せて感じ、そのまま受け入れる。
嫌な事でもいい事でも。想像のなかで、いろいろなことが出来るでしょう。
自分を見つめる良い機会になりました。
その前に飲み物を用意してからゆっくり坐ってもいいし、日常生活に取り入れ易いような形で書いてあります。
「身体作法」、「お散歩の禅」というのも気軽に取り入れ易そうです。
「自殺」や、「うつ」についてのコラムも参考になります。
2011年12月16日に日本でレビュー済み
現代人はよほど疲れ切っているのか。二言目には「癒されたい」などと弱音を吐く。
ボクの周囲にも人間関係で悩んでいる人、うつ病を患っている人が殊の外多い。
著者の山折さんはこう言っている。「疲れたときには''群れ'≠ゥら離れ''ひとり'≠ノなってみよ」と。
自分の心と向き合って深呼吸をする。人間が自分を不幸だと感じるとき、それは決して絶対的な不幸のことをいうのではない。「幸福な他人」との比較による相対的な不幸について言っている。あらゆる不満は他人と比較することで生じると。
ではどうするか。その答えがこの本に書いてある。
凛とした生活を送るためには、まず精神より肉体を鍛え、身体作法から入門する。
心が壊れそうになったら、モーツァルトの『レクイエム』でも聴きながら座禅を組み、心の中に自然の風を入れてみよう。
ボクの周囲にも人間関係で悩んでいる人、うつ病を患っている人が殊の外多い。
著者の山折さんはこう言っている。「疲れたときには''群れ'≠ゥら離れ''ひとり'≠ノなってみよ」と。
自分の心と向き合って深呼吸をする。人間が自分を不幸だと感じるとき、それは決して絶対的な不幸のことをいうのではない。「幸福な他人」との比較による相対的な不幸について言っている。あらゆる不満は他人と比較することで生じると。
ではどうするか。その答えがこの本に書いてある。
凛とした生活を送るためには、まず精神より肉体を鍛え、身体作法から入門する。
心が壊れそうになったら、モーツァルトの『レクイエム』でも聴きながら座禅を組み、心の中に自然の風を入れてみよう。
2012年3月23日に日本でレビュー済み
禅のきっかけとなった貴重な一冊です。
といっても、詳しい座り方や禅の効能が述べられている本ではありません。
どちらかというと著者の体験談、思想(宗教、哲学)や現代社会の問題提起(自殺者、うつ病)が中心に書かれています。
禅に関しての記述は極めてシンプルで
・脚の組み方
・手の組み方 が簡単なイラストのみ
・呼吸や眼についても簡単な解説のみで
期待された方は拍子抜けされるかもしれません。
それでも、手は右手が上、左が下。足は完全に組まなくてもよい。
この二点が分かるだけでも全然違うと思います。
完璧な方法を求めるよりも
【まずはともかく座ってみる。】
この一点に尽きると思います。
読み物としても、興味深い項目が多く、
また行動変容をうながす一冊で、一読をお薦めできます。
追伸)散歩の効用について知ることが出来たのも日常生活に大きなプラスになっています。歩くこと自体が苦にならず、むしろ積極的に歩くようになりました。
といっても、詳しい座り方や禅の効能が述べられている本ではありません。
どちらかというと著者の体験談、思想(宗教、哲学)や現代社会の問題提起(自殺者、うつ病)が中心に書かれています。
禅に関しての記述は極めてシンプルで
・脚の組み方
・手の組み方 が簡単なイラストのみ
・呼吸や眼についても簡単な解説のみで
期待された方は拍子抜けされるかもしれません。
それでも、手は右手が上、左が下。足は完全に組まなくてもよい。
この二点が分かるだけでも全然違うと思います。
完璧な方法を求めるよりも
【まずはともかく座ってみる。】
この一点に尽きると思います。
読み物としても、興味深い項目が多く、
また行動変容をうながす一冊で、一読をお薦めできます。
追伸)散歩の効用について知ることが出来たのも日常生活に大きなプラスになっています。歩くこと自体が苦にならず、むしろ積極的に歩くようになりました。